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雨飾山 日本百名山・久恋の山

概要

 日本は、プレート収束域にできた山岳国であり、そこに住む日本人は登山を好む国民でもあります。登山ブームをささえている要因の一つは日本百名山(深田久也著)です。雨飾山は、1963mの標高をもつ更新世貫入岩体であり、主にヒン岩から構成され、玄武岩・流紋岩などの小貫入岩を伴う複合岩体です。広いなだらかな背の上に、特徴的な双耳峰をもち、漁船の航海のよい目印になっています。「久恋の山」として紹介される雨飾山は、日本百名山の記述の中で他との違いが際立ち、文章に憧れてやってくる登山者も多いです。雨飾温泉から出発し、頂上でフォッサマグナの大隆起山地を眺望し、振り向くと糸魚川-静岡構造線をはさんで飛騨帯・飛騨外縁帯の後立山連峰がほんの目の前です。静かで素朴な風景を満喫しながら温泉と大隆起山地の眺望を楽しむことができます。

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雨飾山(あまかざりやま) 1963m 笹平 雨飾(あまかざり)温泉

1.雨飾山あまかざりやま


白池からのぞむ雨飾山

 雨飾山荘の登山口から、所要時間約4時間で山頂につきます。頂上からは、東に活火山焼山が、西には糸魚川-静岡

構造線をはさんで北アルプスの山々が望めます。また、北には能登半島が腕のように伸び、360度のパノラマが楽しめます。 山頂には、その昔、糸魚川の羅漢上人が、自ら刻んで運んだと伝わる石仏が日本海に向かってたたずみます。

2.笹平ささだいら


笹平

 雨飾山の山頂直下は、なだらかな尾根がつづくクマザサの草原となっています。雨飾温泉からの急な登山道もここまでです。高山植物や山並みの眺望を楽しみながらしばらく歩き、最後の登りで頂上となります。

3.雨飾山荘・雨飾温泉

 雨飾山の麓、標高約900mにあり、雨飾山登山の基地として、また、一軒家の秘湯としても人気があります。東方の海谷山塊(駒ヶ岳・鬼ヶ面山・鋸岳)の縦走路の登山基地としても知られています。地下深くのマグマで温められた「都忘れの湯」で登山の疲れが癒されます。


雨飾山荘

雨飾温泉「都忘れの湯」

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■雨飾温泉・・・雨飾山荘
*5月中旬~11月上旬営業