ジオパークと防災

右上が新潟焼山、
手前は火打山川砂防えん堤

 地球は豊かな恵みを与えてくれる一方、ときに地震や噴火など深刻な災害をもたらします。

 私たちが暮らす日本は、世界でも有数の火山大国であり、有史以前のはるか昔から災害と共存してきました。いまの地形、いまの生態系、いまの文化や生活・・・これらはすべて大地の営みと歴史のうえになりたっています。

津波や台風、地すべり、洪水なども含め、災害から身を守るためには、自然のメカニズムを知り、ハザードマップや避難経路をよく確認しておくなど日ごろの備えと防災教育が大切です。

活火山・新潟焼山の今

防災教育

 糸魚川市内の小学校と中学校では「日本一の豊かな体験」を目ざし、フォッサマグナミュージアムの学芸員や各機関の専門家を講師に、地質をはじめ地域の自然、文化、歴史などを知る「ジオ学」を展開しています。また、毎年秋に全校が集まって「糸魚川ジオパーク学習交流会」を開き、ジオ学の成果を発表しています。

 新潟焼山の山麓では噴火、沿岸部では津波や地震などをテーマとする防災学習を積極的に行っています。

防災マップ等

防災ガイドブック
 地震、台風、土砂災害など自然災害に備えるガイドブック。日ごろの備えはもちろん、災害は発生したときの各家庭の対応、消防署や自治体、病院、学校の対応などの概要がまとめてあります。
新潟焼山火山防災マップ
 新潟焼山は、約3,000年前に誕生した若い火山です。1773年以降は火砕流や火山泥流をともなうような噴火はありませんが、今でもときおり高く噴気をあげています。
 「火山防災マップ」と「火山防災ハンドブック」には、新潟焼山が噴火した場合の規模、災害区域、噴火時の心得などをまとめました。
津波ハザードマップ
津波が発生した場合に、浸水する可能性が高い場所と水深を表したマップです。
姫川洪水ハザードマップ
「あばれ川」として知られる姫川。洪水や土石流等による被害を最小限にくい止めるために作成したマップ。各地区で予想される浸水水位を示しています。